mCrt Release 2017 Vol.013

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ローマラリー 2017 番外編

ローマラリー 2017 参戦の眞貝が、本番前に『ABARTH 124 Rally』を日本人で初めて試乗しました。

アバルトファン、そして日本のラリーファンにとってもビッグニュースですが、今回のこの時の様子をyoutubeにアップしましたので、映像でその臨場感をお楽しみください。

 

【ABARTH 124 Rally 車載映像】

 

*日時:9月12日

*サーキット:Castelletto di Branduzzo circuit(カステレット ディ ブランデューゾ サーキット)

*試乗車両:BERNINI RALLY保有 ABARTH 124 RALLY

この車は、FIAのラリー車両規定R-GTに従って製作されたマシンです。

その改造範囲はABARTH 500 RALLY R3TのR3カテゴリーよりも断然広く、エンジンは1,800CCに換装、さらに専用トランスミッションを搭載されるためにボディパネルにも手が入り、サスペンションサブフレームもパイプフレームの専用品が採用されるなど、2WD版R5車両のような過激な改造マシンです。

馬力についてはR5をも凌ぐ300馬力、これが1tそこそこの車重に詰め込まれているのです!!

 今回試乗を行ったマシンは今年のTrofeo 124 rallyでチャンピオンを取った Fabio Andolfi Jr.選手のマシンそのもので今週末のローマラリー 2017 にもバッチリ参戦する本番車両。

Berininiチームからも「頼むから壊さないでくれ」と事前に何度も念押しされ、眞貝は超緊張の中でのスタートとなりましたが、

最初は、「信頼してないよ」オーラが全開だったBerniniチームスタッフも、眞貝のドライビングを見ているうちにまさに走りを重ねるごとに口数が増し、「どんどん走れ(笑)」と、大声援に!

眞貝も、その声援に最後は手を振って応えて、無事終了。

21世紀仕様のモンスターマシン、初めはドキドキの試乗でしたが、最後はみんなの笑顔でもわかるように十分に楽しませてもらったようです。

この様子は、雑誌Tipo(11月号、発売中)にも取り上げていただいてますので、そちらもご覧ください。