竹岡圭さん『初参戦の全日本ラリーで3位入賞!』

竹岡圭さん『初参戦の全日本ラリーで3位入賞!』

全日本ラリー選手権2017 第2 戦 ツール・ド・九州2017 in 唐津
■開催概要
2017 年4 月7 日(金)レッキ
8 日(土)DAY1
9 日(日)DAY2
SS 合計距離:73.09km / SS 本数:13
総走行距離:417.40km
ポイント係数:1.0

■リザルト
ドライバー 竹岡圭 / コ・ドライバー 箕作裕子
圭&mCrt ABARTH 500 YH
JN5 クラス
DAY 1(SS1~SS8):合計タイム 46:56.3
DAY 2(SS9~SS13):合計タイム 32:31.4
総合計タイム 1:19:27.7
クラス順位:3 位 / 総合順位:35 位
※オープンクラスでの参戦も想定していたが、最終的には選手権クラスのJN5での参戦となった。

■ラリーレポート
4 月8 日(土)、合計44.55km、8 本のSS が用意されるDAY1。天候はあいにくの雨。全日本ラリー選手権デビュー戦ということで、かなり緊張した面持ちでのスタートとなった。午前のステージを終え、サービスパークへ戻ってくると表情は一変。

「早めの段階で、安全なところで一度アクセルを全開にすると、クルマとの一体感が得られるはずという監督のアドバイスを実行したら、気持ちが切り替わった!」

と、ようやく笑顔が見られた。しかし午後のステージは、時折雨脚が強くなったり濃霧が発生するなど天候が悪化したため、不得意な雨に手を焼いた様子。特に見返りの滝ギャラリーステージは、同じ場所で5 台がスピンするというほど路面が滑りやすく、初スピンも体験。幸いカスリ傷ひとつ追わず無事の帰還となった。

翌4 月9 日(日)のDAY2 はSS4 本、合計28.54km。天候は曇り時々晴れ。
「雨上がりの林道の路面はなかなか乾かないから…。初戦はとにかく完走の結果を残したい!」との言葉通り、かなりペースを抑えた超安全圏内で走行。
加えて
花見渋滞に巻き込まれたりと、リエゾンでの時間配分に苦労したようだが、ペナルティもなくフィニッシュ。JN5 クラスは参加台数が少なかったため、クラス3 位という結果がついた。

◇ドライバー竹岡圭のコメント
「初の全日本ラリー選手権という緊張に加え、あいにくのお天気。これまでのモータースポーツ経験で雨の経験がなかったのと、本格的競技車両にまだ十分に慣れていなかったので、とにかく完走!という目標を立て、自分としても相当抑えて走行しました。
結果としては、参戦台数が少なかったことでラッキーなクラス三位をいただきましたが、それでもデビュー戦で入賞できたことで、みなさまの応援に少しは応えられたかなと思っています。今回走ってみて、もっと速く走りたいという気持ちが湧いてきたので、次戦はもう少し攻めの気持ちで挑んでみたいと思います」