mCrt Release 2017 Vol.002

2017年シーズン
イタリア本国でのラリー参戦について
昨シーズン、『4° RALLY DI ROMA CAPITALE』(通称:ローマラリー)に参戦したmCrtドライバー眞貝は2017年シーズンも布陣を一新し、再びチャレンジします。
またローマラリーは秋の開催となるため、春に行われる『32° RALLY CITTA di TORINO』(通称:トリノラリー)にも参戦し、『5° RALLY DI ROMA CAPITALE』に向けて強化をして参ります。
今シーズンはWRCでも戦っていたプロ・コ・ドライバーとなる『Michele Ferrara(ミケーレ・フェラーラ)』を眞貝のコ・ドライバーとして迎え、昨シーズンのリベンジを実現させます。
32° RALLY CITTA di TORINO(2017/5/26-27)
http://www.rallyteameventi.it/wordpress/rally-citta-di-torino/
5° RALLY DI ROMA CAPITALE(2017/9/16-17)
http://www.rallydiromacapitale.it/
ドライバー:眞貝 知志(Shinkai Tomoyuki)
2012年全日本ラリー選手権JN-3(当時)クラスチャンピオンという実績を引っ提げ2014年よりmCrt所属ラリードライバーとして活躍。
2015年にはFIA R規定車両であるABARTH 500 Rally R3Tを全日本ラリー史上初のクラス優勝に導き、年間で最多のSSベストタイムを奪取した”国内最速のサソリ遣い”。
ドライバーとして感じ取ったマシンの挙動をエンジニアリング観点から論理的かつ平易な言葉で表現するレクチャー能力も活かし、ABARTH Driving Academyでもメインインストラクターとして活躍中。
ABARTH Driving Academy
http://www.abarth.jp/scorpion/the-expert/4795
コ・ドライバー:Michele Ferrara
(ミケーレ・フェラーラ)
私は1998年、19歳のとき、プジョー106 1.3という車で友人と共にラリーを始めました。これまで200戦以上のラリーに参戦し、ここ数年はヨーロッパラリー選手権(ERC)や世界ラリー選手権(WRC)に参戦を続けていますが、2011年にWRCアカデミーのピレリ・スタードライバーに選抜されていたアンドレア・クルニョーラ選手とコンビを開始してからは、主に彼とのプログラムに集中して活動してきました。
2012年にはフランスとイタリアでのシトロエンカップに参戦。イタリア部門でシリーズ優勝し、その章典として翌年のモンテカルロ・ラリーではシトロエンレーシングのファクトリーチームのシトロエンDS3 R3Tに乗って参戦。2輪駆動で2位、総合で13位を獲得しました。
続く2013年には、ルノートゥインゴでイタリアジュニア選手権に、そしてルノークリオでインターナショナルラリーカップに参戦、ともにチャンピオンを獲得しました。同年にはロバート・クビサ選手にも召喚され、ラリーGBにシトロエンのワークスチームからDS3 WRCで参戦しました。
また2013年と2014年の2年間、クルニョーラ選手とともに、クビサ選手のセーフティーノートクルー(本番直前にSSコースを走り、ペースノートに修正を加えるクルー)として彼のERCとWRCのプログラムをサポートしました。
2014年もクルニョーラ選手と共にジュニアERCカテゴリにプジョー208で参戦し、ステファン・ルフェーブル選手(現シトロエンレーシングのワークスドライバー)に次ぐシリーズ2位を獲得しました。
2015年にはプジョースポールに召喚され、新型クリオR3Tと共にWRC3カテゴリへの参戦を開始。この後2年間、クリオ開発のためのオフィシャルクルーとしても従事しました。
2016年のJWRCカテゴリへの参戦(シトロエンDS3 R3T)を経て、2017年はWRC開幕戦のモンテカルロ・ラリーからWRC2クラスにフォードフィエスタR5にて参戦を開始。今後も2~3戦の参戦を目指して活動を続けると同時に、イタリアIRCカテゴリにてフィエスタR5での参戦を続けています。
同時に、様々な選手やチームのためのコーディネーター、また時には有名なヴィットリオ・カネーヴァ・ラリースクールと協力して初心者~上級者向けコドライバー講座を主催したりしています。
Torofeo ABARTHへ参戦します
2017年新企画として、ABARTH500 / 695 Assettocorseワンメイクレース『Trofeo ABARTH SELENIA(トロフェオ・アバルト セレニア)』に参戦します!
ドライバーは筑波サーキットコース2000のTTC1600でコースレコードホルダーであるmCrtの蘇武 喜和。
3ワイド、4ワイドでコーナーを侵入することが当たり前のバトルが展開されるTrofeo ABARTH。表彰台目指します。
参戦レースは最終戦を予定しております。
Trofeo ABARTH SELENIA
http://racing.abarth.com/it_IT/trofeo-abarth-selenia/
2017年10月7日-8日
MUGELLO(ムジェッロサーキット / イタリア)
ドライバー:蘇武 喜和(Yoshikazu Sobu)
本格的レースデビューは25歳と遅咲きながら、主戦場たる“筑波ツーリングカー選手権”ではTTC1600クラス二連覇(2011-12年)を果たした実力派。
また“もてぎチャンピオンカップレース”もてぎシビッククラスでは、スポット参戦ながらシリーズランキング4位に食い込んだ。
2015年よりmCrtのドライバーとしてスーパー耐久に参戦。現在もABARTH Driving Academyでもメインインストラクターとしても活躍中。
筑波コース2000
TTC1600コースレコードホルダー:1’03.599
TTC1400コースレコードホルダー:1’07.018