mCrt Release 2016 Vol.007

ローマラリーに向けた
サンレモラリーSS区間でテストを実施!
mCrtドライバー眞貝が戦う世界の舞台『ローマラリー』
9月の参戦に向けてイタリアの現地でテストを実施してきました!
先日、9月に参戦するローマラリーのためにイタリアでテストを実施しました。今回テストではサンレモラリーのSS区間としている公道を約2.5km封鎖。コースマーシャルも救急車も配備した大規模なテストであるが、民家もBAR(バール)も存在するという日本では考えられない環境でした。
「ラリー」という競技を完全に受け入れている印象でした。
コースではアベレージスピードが80km/hくらいと、走った感触では日本の道にくらべて
ちょっと速く、ちょっと広く、ちょっとバンピーな」というものでした。ローマ他、イタリアのターマックステージはおおよそこのようなコースで、アベレージスピードが90km/hを超えるとストローバリアなどでシケインが設置されるとのこと。
コース自体にカルチャーショックのようなものは覚えず、十分対応可能な範囲内。逆に言うと、簡単に負けてはいけないと強く思いました。
イタリアのプロ・コドライバー「ミケーレ・フェラーラ」選手が一日付きっ切りでコドラ仕事をしてくれました。眞貝の運転(ブレーキ、ステア、ライン)も良く観察し、感じ取って適切で厳しいフィードバックを与えてくれ収穫がありました。
はじめにソフトタイヤでテストを実施しましたが、感触が合わずすぐさまハードタイヤにしてテスト。それなりにウォームアップした後でも2km程度はナーバスな感じが続きますが、その後はレスポンスもよく、気持ちよく運転することができました。しかしその一方で、ちょっと突っ込みすぎたりするとあっという間にタイヤにダメージが蓄積し、どんどん悪い方向に行く感じです。丁寧な運転が求められるタイヤでした。
参戦をサポート・メンテナンスを担当するSPORTEC engineeringは対応も申し分なく、マシンも好調でした。
今回のテストで確かな手応えと課題が見えましたので、本線に向けて準備をしていきます。
最後になりますが、今回のテストを実現させていただきましたスポンサーのみなさま、現地のサポートチームSPORTEC engineering、マシンの貸与してくれたManuel Villa、プロ・コドライバーのMichele Ferrara、写真を撮ってくれたRossano Fabio、mCrtのオーナー、本当にありがとうございました。
眞貝 知志
次回参戦ラリー
モントレー2016 in 嬬恋
2016年8月25日(木)〜 28日(日)
公式HP http://www.rally-montre.com/
mCrt RALLY TEAM PARTNER2016